ロジュラの隅の花壇
清浄不明悲鳴幼子
光に綻ぶ咲いた
ほころぶ鉄の心
正義も悪も知らずに
今宵はどこで眠るのだろう

天に突き離されて地獄へと落ちてゆく
奈落の底で産声を上げた
芽吹いてイロンローズ
絡みつく焦燥煙煙は安らぎと死の香り
震える指に引き金を添わせ
咲かせてイロンローズ

腰まで流れる髪は
非想非劫決意の証
生々しき吐息に揺れる
非情輝翔ひとつの伝承
荒れ果てた死街の街
不在の神なんていらない

独り月を睨んで透くむ心を煽り
恐怖を体に流し込んだなら
散らしてイロンローズ
赤く燃える瞳は闇を生き抜く証
胸を貫く美学を信じて
咲かせてイロンローズ

天に突き離されて地獄へと落ちてゆく
奈落の底で産声を上げた
芽吹いてイロンローズ
絡みつく焦燥煙煙は安らぎと死の香り
震える指に引き金を添わせ
咲かせてイロンローズ
散らしてイロンローズ
舞い散れイロンローズ

Composição: