やがて落ちる今宵満月
水面乱す花びら

遥か昔
出逢う二人は共に歩み育んできた

肩や友情 肩や愛情
決して交わらぬ視線よ

いつも夢で描いてた
交錯 そして逃避へ

濡れた瞳映すのは
常に私の肌せよ

指でなぞる彼女にもある
水面を乱す月 そして花びら

長い時をかけて咲き誇れ
いつの日にか見る本当の月夜

刹那くもらした吐息も抑えずに
両手で抱く星空は穢れなく輝いて

秘めた想いを包み隠さず
全て彼女に打ち明けようか

否定されるか拒絶されるか
黒い結末しか果て寄らない

秘めた想いは秘めるままで
ずっと死ぬまで隠せば良いの

けれど本当は熱を感じて
ああ、先乱れたいのよ

いつも夢に見る

咲き誇る桜よ

その唇が私の名を
紡ぐまで眠るわ

Composição: