あのうちゅうをきりひらいて
たどりついたこのせかいは
つごうのよいばしょじゃなくて
そのじつみょうにやさしいんだ

ことばならかさねたろう
たりないものもないだろう
それでもまだないてるんだ
からっぽなきがしてるんだ

まちがっていてもておくれでも
とどけなくちゃだめなもの

いまもっととおくもっととおく
かんちがいといわれたって
ゆびをはなしてみえなくなった
きみにつまんないことは

たとえどんなかべにどんなふうに
こころがころされたって
たたなくなったあしおたたいて
たちあがってみたりするんた
このばしょて

であったことがまちがいて
そこからぜんぶこじれたんた
かんがえてないわけじゃないさ
もうずっとおびえてるんた

いいたいことはつたえたろう
できることもないだろう
それでもまだこのおもいは
なくなってくれやしないんた

くちはたてていてもくさっていても
あきらめたりできないんた

いまもっととおくもっととおく
ばちがいとわらわれたって
みみをとざしてひとりになった
きみにさいごのことは

そしてどんなふうにどんなふうに
このせかいにきらわれたって
そんなのぜんぶどうでもよいんた
いますぐこえをはりあげたいんた
このばしょて

きみはなにをおもうだろう
どんなことばをうたうだろう
くんがみてるけしきを
よこでながめてたいんた

これがばかなねがいだと
ひとりよがりなことだと
きっとわかってしまったんた
だからこそいますく

もっととおくもっととおく
らぶそんぐをくちずさんて
ゆびをはなしてみえなくなった
きみにさいごのことは

たとえぶかっこうでもめいわくでも
なにもかもをふりしぼって
つたわるようにつたわるように
こえがとどくまでうたうんた
このばしょて

Composição: