ゆっくりと目を覚ました
くるおしいほど変わらぬ世界で
感覚がまひしてるから
落ちる空と輝く雲を見て

バランス取っても
崩れゆくばかり
逆さまの太陽
見おろして

叫んでも壊しても見たせないものがあるな
対象はどこにもないから
傷つきたくはないけど空を見上げて
進んでくんだこの先も

一人じゃ支えらんないから
人ごみでもやすらぐ幻想に
まぎれてかくれんばしてるから
どちらにしても嘘臭いバランスだ

そうなんかいめの愛を振り返るうと
恥さらしな記憶を責めるだけだよ

違いはない僕らはいつでも急ぎ足だ
夜が迫ってくるから
一度追い越してまた追い越される
繰り返すんだ何度も

木綿の粉を払うような
感覚に捕らわれる
それでも最後は
深呼吸して

叫んでも壊しても満たせないものがあるな
対象はどこにもないから
傷つきたくはないけど空を見上げて
進んでくんだ心が求めるまま

Composição: