声すら失うような絶望味のスープを
一生に少くとも一杯飲まなくちゃならないみたいだ
怠惰や弱音を混ぜた自家製の大ピンチが
今僕の目の前で湯気を立ててる
危険な色が渦巻く
息を吸った時に感じた外野の攻撃さと
銀色の匙に映り込んだいびつにこちらを睨む顔
あんたじゃ役不足だと主張しているみたいだ
余計な五感は塞いだ
無益な理想がゴーゾーロップに突き刺さる
ビターナなこの現代と引き立て合ってくせになる
変わった思考だって言われなくたって知ってる
でもごちそうさまとともに僕は僕でありなおしたいんだ
震える指 汗ばむ襟 痛みと疲れと失敗を
売り出しても売り切ってももう増しになることはないだろう
流し込むたび増してく渇き 泡立つ不気味な祝盃を
一滴残さず飲み干すまで
yeah!
一人きりで生きてた時より大盛りになったな
ギブアップなんて言える空気でもないよな
でも一人きりで生きていいよと言われたとしたってもう
選ぶわけないほどあなたとの日々を抱きしめたくないの
ごちそうさまとともに僕はもう一度宿したいんだ
ため息に吹かれ冷めた心
湧かすような熱を
震える指 汗ばむ襟 痛みと疲れと失敗を
売り出してきて売り切ってきてもう諦めるのにも飽きたろう
流し込むたび増してく渇き 泡立つ不気味な祝盃を
盗せながら頂く それでこそ人生だろう
続く暮らし ふとした時に詰まる悩みや悲しみを
そこら中ぶちまけてしまいたくなるような時にこそ
止めるなさじ続け渇き全ての未来に乾杯を
give me 運命の欠片 この世の奥に隠れた
そいつを救い出すまで (そして)
一滴残さず飲み干すまで
yeah!