なつかしい声だった わたしの名を呼んでくれた
つつまれて満たされて 宵の中 そっと目を閉じる

ぜったいをさがして かんぺきをめざして
なんども失って もがいた日々
たくさんの涙 傷ついた時間を 許すように

こんな気持ちで 終われるなんて あなたの声に抱かれながら
なにも持たない なにものでもない 透明なわたしになる

ねがいごと 抱きしめて 窓を開けた 幼い頃
きのうより きょうよりも 未来だけを きっと信じてた

ゆっくりと変わって 消えてゆくものが 集まって 世界は輝いてる
もう二度と来ない 瞬間を重ね 生きてくんだ

その横顔が微笑むたびに あなたのすべて 誇らしかった
なんにもなくて なにもかもがあった 一瞬の永遠

生まれたての日の光に照らされて (it’s blessing light)
さよならから 次の旅が始まる

こんな自由が待ってるなんて 長く淋しい時の果てで
愛する人に愛を告げて 今なりたかった わたしになる

わたしになる

Composição: Jin Nakamura / Maaya Sakamoto