適当に生きても息は続く
誰かに頼りか借り生きている
支えが消えても息が続く
次の頼りどころに身を寄せる

使い捨てじみた繋がりとか
その馬鹿ぎりの関係だとか
何かが違うと嘆いてみて
何もわからずにいるんだって

誰がなんと言ったって
僕はずっとこんなんで
切れた縁の恥に目を伏せたの
寂しがって泣いたって
誰も知らないだって
またもう毒が襲う

誰かの気持ちを無下にしては
誰かに優しながら生きてる
その度戸愚呂を巻く罰がさ
胸を締めつけて牙を立てる
気がつかぬ間に毒が回る
心だけ気づいて寂しがる
しびれるような苦しみの中で
一人の無力に沈んだな

誰に何と言ったって
もう戻れないないだって
面倒だなんて手放したことさえ
たとえ何度泣いたって
届きはしないなだって
心に日々が走る

壊れぬように
壊さぬように
未熟な手で守ってたのにね
ささいな感情で利きんじゃったりして
握り潰していたんだろう

膝を抱いて泣いたって
変わりはしないんだって
静かな部屋に響く音痛さえも
夜が飲み込んだって月が照らしたって
消えない消えない
消えない事実だけ見て
言えない言えない隠していた声を 僕を
もう毒が襲う

Composição: Mafumafu