朝のホームルーム いつもぎりぎりだった
息を切らすきみの制服姿も これで最後
ずっと伝えられず 友達のままでいた
遠くから見つめた日々を 後悔していないよ

校庭の隅に咲いてる 淡いピンクの桜、ひらり

またね、じゃあねと手を振ったら
二度と会えなくなるの知ってる
またね、じゃあねと手を振ったら
見上げた空は涙で少し滲んだ

卒業式の後 友達とはしゃいでる
記念写真撮るきみの笑い声 聞こえてくる

夕焼けのオレンジ色がきみを消したら 涙、きらり

またね、じゃあねと手を振ったら
二度と会えなくなるの知ってる
またね、じゃあねと手を振ったら
終わりのチャイム 静かに鳴り響いた

赤いスカーフをほどいたら
旅立つきみの心
本当は繋ぎ止めていたい
震える手伸ばし

またね、じゃあねと手を振ったら
二度と会えなくなるの知ってる
またね、じゃあねと手を振ったら
桜の雨がひらり、涙がこぼれた

Composição: ryo