そう さびしくなる たび おもいでにふける
いたみをうたう たび おもいだす かおも
いやになるくらい おもいだしてはさ
くらいへやに あかりをつけた

ぼくににたんだ わらうときのしわ
あとはほとんどに てるのはきみで
となりでわらう ちいさないのち
そっくりでぼくもわらっちゃう

そらをみやっては むなしくながれる
くものかたちをながめながらうたう
ふるえるこえは とどかずきえる
めのまえでおちた めろでぃをひろう

わすれたような むじゃきなかおを
みながらきょうも ふたりであるく
ちいさなてをにぎって ぼくもわらった

ぼんやりうかぶ かなしいめろでぃ
またふとながれる うつくしめろでぃ
どれもこれも しめつけるんだ
あれもこれも おもいだすんだ

もうなんどもくりかえし おもいだしてるな
くすりゆびにひかるはずのもの
てがみをつけておくるときめた
ことばうかばず なやんでた

やっとかきおわった じゅうまいのかみ
どあのまえできみのかえりまつ
でもきみはいなくなってしまった
なにもしらず ぼくはねむる

なんどめをさませど きみはいない
めをとじるたび きみはわらう
なきはらしてまたきょうをくらす
でもとなりにふしぎそうなかお

すこしひろくなったいえでぼくは
きみみたいにわらういのちとふたり

おおお ぼんやりうかぶ かなしいめろでぃ
またふとながれる うつくしめろでぃ
どれもこれも しめつけるんだ
あれもこれも おもいだすんだ

ぼんやりうかぶ かなしいめろでぃ
またふとながれる なつかしめろでぃ
どれもこれも しめつけるんだ
あれもこれも おもいだすんだ

どうからせんのみちのとちゅうでさ
きみにあえたら よいのになんて
きまぐれなせいかくだから
ちょっとはかんがえちゃうのさ

それまでくすりゆびはあけてて
ながいぶんしょうをよむのも
がまんしてくれないか
それだけ

ぼんやりうかぶ かなしいめろでぃ
またふとながれる うつくしめろでぃ
どれもこれも しめつけるんだ
あれもこれも おもいだす

ぼんやりうかぶ かなしいめろでぃ
またふとながれる なつかしめろでぃ
どれもこれも しめつけるんだ
あれもこれも おもいだすんだ

Composição: Enon Kawatani