きみとふたりすごしたひび
あおいそらのしたなにをおもい
ひとつふたつとめをつむって
ゆびおりかぞえた
いとしきひび
いろんなきみのしぐさにこいをした
さざめきあうかぜのなか
あいをしった

ぼくがみつめるさきに
きみのすがたがあってほしい
いっしゅんいっしゅんのうつくしさを
いくつとしをとっても
またおなじだけわらえるよう

きみとぼくと
またわらいあえるよう

めにはみえないものだから
ときどきふあんでさびしくなり
いたいたしくてもどかしくて
でもそれがゆえの
いとしきひび
いろんなきみをずっとぼくにみせて
きららかなるめのまえに
あいをちかう

だからたとえばぼくのためといって
きみがついたうそなら
ぼくにとってそれはほんとうで
あえないこのあいだに
すこしずつきみがかわっても
おもいつづけられたら

なるようにしかならない
そんなふうにしては
いつもてばなしてきたこと
たいせつなものを
しんじつづけることは
とてもたやすくはないけど
ほんのわずかでも

(*BIS)
きみとぼくとまた
わらいあえるように

Composição: Kaori Mochida