ひとりぼっちをのせて よるをはしるれっしゃ
しゃそうからみえるいえいえのはかり
そのひとつひとつに それぞれのよろこび
それぞれにくれるかなしみがある
あいはいたみをほしがるから
めばえてもそだてるのはわたやすくない
さかせるほどとげがさすから
おもいがつよいほどおもいどおりにいかない

てをのばせば てをのばせば
とどくようなきがして
てをのばすほど てをのばすほど
くらやみはふかくなり ひかりはつよく

このよるのしんじつに このよるのしょうたいに
すこしずつきづきはじめた
まぶしさにすべてをみつかされたくなくて
くらやみへとにげこんだのはだれ
ふこうになりたいなんてことを
ねがってるひとはいないのに
みなしあわせになりたいだけなのに
いきることはもうめいきゅうのようで

てをのばせば てをのばせば
とどくようなきがして
てをのばすほど てをのばすほど
くらやみはふかく

もっととおくへ もっととおくへ
いきたくてほうほうをぬらし
もっととおくへ もっととおくへ
いきたくてあせをふりきってすすむ
まぶたのふら そこにはただ
まぶしいほどのぎんがのうみ
まだなんにもおわってない
まだはじまってさえもいない
いまがすべて すべてがいま
さああるけるだけをあるこう
とうもないうつくしさと
ひろがりにみちたせかいをいきる

かぜのくつをはいて ゆめを
おいかけるときめたひのこと
わすれてない うまれたての
ひのひかりのようなわくわく
まだこんなに まだこんなに
ぼくのこころはゆめをみれる
じぶんですらふしぎなくらい
たしかなあしどりできょうをすすむ

もっととおくへ もっととおくへ

もっととおくへ

Composição: