さびしくてねむれないよ
いつものように
てをつないでよ

ふるえてるこのゆびの
あいだにそっと
きみのぬくもりをわけてほしい

きみのこえを
ききたくてなんども
めをとじ
ゆめのなかでなら
あえるかなって

さびしくてねむれないよるは
にどともどれない
ぬくもりさがして
おねがいせめてもういちど
そのこえをきかせてよ

だれよりもきみをおもう
つよさだけは
まけないのにいつも
ひとりだ」ってきずいて
またまけそうになる
こんなよわさを
ゆるしてほしい

さびしくてねむれないよ
いつかのあの
はなしをしてよ

つぶやいたことばたちが
うかぶつきに
やさしくひびいてはきえてった

つめたいかぜ
ちいさなベランダに
たちつく
ときがたてば
わすれられうかなって

さびしくてねむれないよるは
とどかぬてがみの
つづきをつむいで
おしえてあといくつよるを
こえればあえるのかな

だれよりもきみをおもう
つよさだけは
まけないのにいつも
からまわりばかりで
にげだしそうになる
こんなよわさを
ゆるしてほしい

さびしくてねむれないよるは
にどともどれない
ぬくもりさがして
おねがいせめてもういちど
そのこえをきかせてよ

だれにでもつきあかりに
だれかをおもう
ねむれぬよるがある
くらやみのなかでも
うつむかないでと
わらうひかりを
しんじててほしい

Composição: