舞踊真紅の宴
泡沫に抱かれて
銃士の時にすぐに
迷子のまま

覚えのない言葉と
偽りの首飾りすら
壁の絵の誰かの
悲しみを語りだす

奪われることを恐れて
与えられることを忘れて
終わりを告げてく美しい日々
十月の雨に打たれて目を閉じたその時に
何も手に入れるのだろう
教えてよマリー

舞夜鈴の森で
あの風に吹かれて
十二の歌紡いで
夢見ていた

縋るように抱き合う
平然と朗々とすら
壁の絵のいつかの
輝きを語りだす

麗しき天で結ばれ
この地上で引き裂かれて
光を消してく愛おしい日々
重なれた椅子に腰掛け
振り払うその腕に
何を手に入れるのだろう
教えてよマリー

繋ぐための捨ててきた
境界を越えて
脱ぎ捨て去った白いドレスは今も泣いてるの

奪われることを恐れて
与えられることを忘れて
終わりを告げてく美しい日々
十月の雨に打たれて
目を閉じたその時に
何も手に入れるのだろう
教えてよマリー

Composição: Aimerrhythm