ただ袖に咲く原花
ただそのに愛を落とした

派手に色を溶かすように
銀朱の月を添えて

転がるように風をきて
つまずくごとに強くなった

光も痛みも怒りも全部
抱きしめて選ばれなかれば選べばいい

声を枯らして燃える花ように
闇間を照らしたら

曖昧すぎる世界もフェンにして
夜を越えて朝を描くような
鮮やかな音を鳴らす

どんなに深い後悔も
どんなに高い限界も
かき消して残響

Composição: